コマツ期間工の待遇や仕事内容を、5つの工場ごとに紹介

メーカー

コマツは建設機械のメーカーであり、コマツの期間工も主に建設機械や重機の製造に携わります。

コマツ期間工では、溶接の経験があると高日給でスタートできたり、クレーンや玉掛けなどの資格取得をサポートしてもらったりもできます。

これらの経験や資格に興味がある人にとっては、お金以外のメリットもあるメーカーです。本記事ではコマツ期間工の工場ごとの待遇や仕事内容、寮などについて解説します。

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コマツ期間工の基本情報

コマツの期間工ではどんな仕事を、どのくらいの給与をもらいながらするのでしょうか。また、勤務地はどこで、寮事情はどのようになっているのでしょうか。

コマツ期間工の給与や仕事内容、勤務地について解説します(内容はすべて2022年6月時点の情報です)。

給与や福利厚生は?

コマツ期間工の月収は工場にもよりますが、30万円以上といわれています。

契約更新のたびに支給される満期慰労金は、最大で合計180万円です 。給与や満期慰労金の詳細は、次の通りです。

給与

コマツ期間工の給与は日給式で、工場ごとの給与や割増手当は次の通りです。

【小山工場の日給】

  • 日給9,850円~(契約更新ごとに100円昇給)
  • 時間超過:30%割り増し
  • 休日出勤:50%割り増し
  • 深夜勤務:30%割り増し

【大阪工場】

  • 日給10,500円~(溶接経験者は14,000円~)
  • 時間超過:30%割り増し
  • 休日出勤:50%割り増し
  • 深夜勤務:30%割り増し

【粟津工場】

  • 日給11,300円
  • 夜勤手当は「4,100円/日」と「22:00~5:00までの間、1時間あたり30%割り増し」の両方を支給

【茨城工場】

  • 日給9,850円~(契約更新ごとに100円昇給)
  • 時間超過:30%割り増し
  • 休日出勤:50%割り増し
  • 深夜勤務:30%割り増し

【郡山工場】

  • 日給9,850円

コマツ期間工は工場ごとに日給や昇給、割増手当の条件が異なります。ただ、どの工場でも月収30万円ほどは確保できます。

満期慰労金

コマツ期間工では、ほとんどの工場で初回5ヵ月、以降6ヵ月の契約更新ごとに30万円の満期慰労金が支給されます。

満期慰労金の支給条件は、対象の契約期間中の出勤率が90%を超えていることです。

1年働けば総額60万円が、3年働けば総額180万円が、給与とは別に支給されます

その他手当

コマツ期間工には満期慰労金とは別に、次のような手当があります。

【コマツ期間工のその他手当や福利厚生】

  • 入社祝い金:13万円(小山工場、郡山工場、茨城工場など)
  • 転居手当:一律14万円(粟津工場、転居を伴う場合)
  • 赴任手当:20万円(大阪工場、初回契約時1ヵ月以上勤務した場合)
  • 特別手当:小山工場、茨城工場10万円。大阪工場20万円
  • 有給休暇:入社時に5日付与
  • 資格取得制度:クレーン、玉掛けなどの資格取得を補助
  • 社員食堂:あり
  • 無料駐車場:あり
  • 社員登用制度:あり

その他手当や福利厚生は、働く工場や募集のタイミングにより異なります。

上記はあくまで一例であり、「コマツにするか、他メーカーにするか」の参考程度に留めておいてください。

仕事内容は?

コマツ期間工では、主に建設機械の製造を行います。詳しい業務内容は工場ごとに異なりますが、溶接の経験やクレーン ・玉掛けなどの資格があると、選考が有利になったり日給が高くなったりします

工場ごとの勤務時間は、次の通りです。

【小山工場】
8:00~16:45/20:00~5:00
日勤、2交替勤務、3班2交替勤務あり

【大阪工場】
8:00~16:45/20:00~4:45
日勤、2交替勤務、3班2交替勤務あり

【粟津工場】
8:00~16:45/20:00~4:45
交替勤務

【茨城工場】
8:00~16:45/20:00~4:45
日勤、2交替勤務(溶接職種のみ夜勤あり)

【郡山工場】
昼勤:8:15~17:00
夜勤:20:15~5:00

基本的には夜勤があり、交替勤務になると考えておいた方がいいでしょう。

ただ、工場や職種によっては日勤のみになることもあります。夜勤がないのは身体的に楽ですが、夜勤手当がない分稼ぎにくくなります。

稼ぎたいなら夜勤ありの工場を、無理なく続けたいなら日勤のみでも働ける工場を選びましょう。

なお、コマツ期間工は基本的に「土日休みの完全週休2日制」です。会社カレンダーによる長期休暇もあり、年間休日は128日と、他メーカーよりも休日数が多いです。

勤務地や寮は?

コマツ期間工の各工場の住所は次の通りです。

【コマツ期間工の各工場の住所】

  • 小山工場:栃木県小山市横倉新田400
  • 大阪工場:大阪府枚方市上野3-1-1
  • 粟津工場:石川県小松市符津町ツ23
  • 茨城工場:茨城県ひたちなか市長砂163-46
  • 郡山工場:福島県郡山市待池台1-1

上記の工場はすべて寮完備で、無料で入寮できます。寮にはエアコンや冷蔵庫、寝具などの生活備品が備わっているため、着替えと日用品だけあればすぐに生活しはじめられます。

▼期間工の寮については以下の記事をチェック!

【寮で選ぶ期間工6選】個室寮があるのは?寮選びのポイント4つを解説!

コマツ期間工で働く5つのメリット

コマツ期間工の待遇は工場によって異なりますが、ほとんどの工場に入社祝い金やそれに代わる手当があります。食堂や寮もあるため、1人暮らしをするより貯金もしやすいです。

入社してすぐに入るお金が多いことと生活費が抑えられることから、まとまったお金がすぐに必要な人にとっても安心できる環境でしょう。

そんなコマツ期間工で働くメリットには、次のようなものがあります。

【コマツ期間工で働くメリット】

  • ほとんどの工場に入社祝い金かそれに代わる手当がある
  • 寮費無料の寮に入れる
  • 入社してすぐに5日分の有給休暇がもらえる
  • 正社員登用試験を狙える
  • 資格取得をサポートしてもらえる

メリット1.ほとんどの工場に入社祝い金かそれに代わる手当がある

コマツの期間工で働くメリット1つ目のメリットは『ほとんどの工場に入社祝い金かそれに代わる手当があること』です。コマツの期間工は一部工場を除き、10万~20万円ほどの手当を、入社して間もない時期に受け取れます

「期間工をしよう!」と考える人の中には、まとまったお金がすぐに必要な人もいるでしょう。そんなとき、入社祝い金のような手当があるのは助かります。

メリット2.寮費無料の寮に入れる

コマツの期間工で働く2つ目のメリットは『寮費無料の寮に入れること』です。コマツの各工場には寮があり、寮費無料で入れます。寮に入れば本来家賃としてかかるはずだった2万~3万円のお金が浮き、そのまま貯金に回せるでしょう。

寮には冷蔵庫やテレビなどの“生活に必要なもの”も一通りそろっています。実家から寮に引っ越す人や、家族がいて単身赴任感覚で働こうという人は、新たに家財をそろえる必要がありません。生活に必要な家具・家電をそろえようとすると、それなりのお金がかかります。余計なお金をかけずに新生活を始められるのもありがたいでしょう。

メリット3.入社してすぐに5日分の有給がもらえる

コマツの期間工で働く3つ目のメリットは『入社してすぐに5日分の有給休暇がもらえること』です。有給休暇は普通、入社して半年後に付与されるものです。しかしコマツでは、そのうちの5日分が入社後すぐに付与されます。

期間工の仕事はキツく、身体が慣れるまでには時間がかかります。最も辛い入社~半年の間に有給休暇が使えるのはありがたいです。「休みたいけど、早めにお金をつくらなきゃ」という人も、安心して休めます。

メリット4.正社員登用を狙える

コマツの期間工で働く4つ目のメリットは『正社員登用を狙えること』です。たいていの期間工では正社員登用を狙えますが、登用率はメーカーごとにバラつきがあります。登用率10%以下のメーカーも少なくない中、コマツの正社員登用率は18.9%と高めです(2018年~2020年での実績)。

コマツは一般的な自動車メーカーではなく、建設機械を扱う『専門性の高いメーカー』です。期間工をしながら資格を取ったり、役立つ経験を積んだりもしやすいでしょう。正社員になれれば万事OKですが、なれなかったとしても、コマツでの経験は他メーカーへの転職に役立つでしょう 。

メリット5.資格取得をサポートしてもらえる

コマツの期間工で働く5つ目のメリットは『資格取得をサポートしてもらえること』です。働く工場によってはクレーン・玉掛けなどの免許が必要になることもありますが、これらの免許は入社教育時に取得できます。ほかにも、仕事に役立つ・必要な免許であれば、会社が取得費用のサポートをしてくれます

資格が増えれば、他メーカーへの転職はもちろん、正社員登用も目指しやすくなるでしょう。「期間工は“貯金のため”にするものであり、転職には役立たない」というのが一般論ですが、コマツに関しては、話は別です。

コマツ期間工で働く4つのデメリット

コマツ期間工の待遇は、たしかに悪いものではありません。寮費無料の寮には家具・家電がそろっていますし、資格取得をサポートしてもらえるので、“期間工を辞めた後”のことも考えやすいです。

しかし、コマツは他メーカーと比べると、稼ぎやすい期間工とはいえません。コマツ期間工で働くデメリットには、次のようなものがあります。

【コマツ期間工で働くデメリット】

  • 寮での生活費は自己負担
  • 待遇や手当は悪くないが、より給与面で高待遇なメーカーはいくつもある
  • 工場ごとに給与面で待遇の差がある
  • 休日が多く、稼ぎにくいかもしれない

デメリット1.寮での生活費は自己負担

コマツの期間工で働く1つ目のデメリットは『寮での生活費は自己負担なこと』です。コマツは寮費こそ無料ですが、寮でかかる水光熱費 は自己負担です。寮費・水道光熱費ともに無料のメーカーも多いので、コマツは“期間工の中で貯金にしくい部類”に入ります。

ただ、コマツの寮はすべて個室で、相部屋はありません。寮費・水道光熱費無料の代わりに、相部屋の寮が残っているメーカーもあります。確実に個室寮に入りたい人にとっては安心です。

デメリット2.待遇や手当は悪くないが、より給与面で高待遇なメーカーはいくつもある

コマツの期間工で働く2つ目のデメリットは『待遇や手当は悪くないが、より給与面で高待遇なメーカーはいくつもあること』です。

コマツは日給こそ他メーカーとそう変わりませんが、満期慰労金は低め、寮でも水道光熱費は自己負担です。ほかの高待遇な車体メーカーに比べて貯金はしにくいと思っておいた方がいいでしょう。

ただ、コマツでは建設機械関係の資格取得をサポートしてもらえます。これらの資格を取りたい人にとって、コマツで期間工をすることには待遇以上の価値があるかもしれません。

デメリット3.工場ごとに待遇の差がある

コマツの期間工で働く3つ目のデメリットは『工場ごとに待遇の差があること』です。コマツの期間工は工場ごとに給料や手当が異なるため、応募する前に各工場の待遇をよく確認しておかなければなりません。特に「粟津工場」は他工場と比べて給与面で待遇が良く、お金を稼ぎたいならここを選んだ方がいいでしょう。

デメリット4.休日が多く、稼ぎにくいかもしれない

コマツの期間工で働く4つ目のデメリットは『休日が多く、稼ぎにくいかもしれないこと』です。コマツ期間工は土日休みの完全週休2日制で、年間休日数は128日と多めです。

休日が多いのはありがたいものの、休みが多い分、給料も少なくなってしまいます。休日出勤には割増手当が出るものの、どのくらいあるかは働いてみるまでわかりません。

とにかくお金を稼ぎたい人は、年間休日数が121日ほどのメーカーを選んだ方がいいでしょう。

コマツ期間工に向いている人・いない人

コマツ期間工に向いている人、向いていない人の特徴を簡単に紹介します。自分に当てはまるものがないか探してみて、メーカー選びの参考にしてください。

【コマツ期間工に向いている人】

  • 体力に自信がなく、休みをしっかり取って無理なく期間工を続けたい人
  • 交替勤務や昼夜逆転の生活が苦手で、日勤だけで働きたい人
  • 重機関連の資格を取りたい人
  • 日給アップにつながる資格を持っている人

【コマツ期間工に向いていない人】

  • 体力に自信があり、とにかくガッツリ稼ぎたい人
  • 仕事だけでなく節約も頑張り、早めに貯金したい人

 

コマツの働きやすさは?口コミをチェック

実際にコマツの期間工は働きやすいのか、口コミを確認しておきましょう。

コマツの期間工は、キツいが稼げるという口コミが多いようです。

仕事が大変と言っている人もいれば、逆にすごく楽だと話している人もいます。

これは、工場や時期によって異なることが予想されます。

繁忙期なら当然忙しいですし、工場によって労働環境は変わります。

全てに共通していることですが、楽で稼げる期間工はないことだけは覚えておきましょう。

色々相談して決めたい人におすすめのサービス

期間工は工場によって条件が大きく異なります。

直接会社に応募すると、実際の労働環境がわからないまま面接がスタートする可能性もあります。

色々相談して決めたい人は、業界No.1の内定者実績を持つ「期間工.jp」がおすすめ。

業界事情に精通した採用カウンセラーが相談に乗ってくれ、自分にピッタリの期間工を見つけることができます。

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コマツ期間工は重機の資格が欲しい人、しっかり休みたい人におすすめ

コマツは主に建設機械を製造するメーカーです。そのため、期間工の仕事も建設機械に関するものになります。

クレーンや玉掛けなどの資格取得のサポート制度があり、工場の中には溶接経験があると高日給でスタートできるところもあります。コマツ期間工には、これらの資格や経験を持っている人、あるいは身に付けたい人が向いているでしょう。

コマツは期間工の中でも休日が多く、中には夜勤のない工場もあります。

他メーカーで期間工を続けられる自信がない人も、コマツで働くことを考えてみてもいいでしょう。

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この記事を書いた人
赤塚 元基

ITや働き方などビジネス系ライター
アルバイト、派遣社員、正社員、自営業。過去にさまざまな職種を経験したからこそわかる『自分に合った仕事の選び方・働き方』を提案します。

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