クボタ期間工

※この記事はPRを含みます

クボタは期間工の中でも珍しい「農機メーカー」です。

乗用車やトラックではなく、トラクタや小型建設機械を作るため、ほかのメーカーではできない経験ができるでしょう。

本記事では、そんなクボタの待遇や寮を紹介し、どのくらい稼ぐことができるのかを解説します。

ほかのメーカーと比べたメリット・デメリット、クボタはどんな人に向いているのかも紹介しますので、仕事選びの参考にしてください。

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クボタ期間工の基本情報

クボタの期間工ではどんな仕事を、どのくらいの給与をもらいながらするのでしょうか。

また、勤務地はどこで、寮事情はどのようになっているのでしょうか。

クボタの期間工の給与や仕事内容、勤務地について解説します。

給与や福利厚生は?

クボタ期間工の募集は主に「つくばエリア」と「大阪エリア」にあり、募集は主に筑波工場と枚方製造所で行われています。

どちらも月収は30万円以上、契約更新のたびに支給される満期慰労金は、最大で合計140万~180万円です。工場ごとの給与や満期慰労金の詳細は、次の通りです。

給与

クボタ期間工の給与は日給式で、勤続年数が増えるほど上がっていきます。具体的な金額や割増手当は次の通りです。

【筑波工場(茨城県)】

  • 1年6ヵ月目まで:12,000円
  • 1年6ヵ月目から:12,500円
  • 2年11ヵ月働いた後、再入社した場合:13,000円

【枚方製造所(大阪府)】

  • ~6ヵ月目:10,500円
  • 6ヵ月~1年目:11,000円
  • 1年~1年6ヵ月目:11,500円
  • 1年6ヵ月~2年目:12,000円
  • 2年目~:12,500円

【割増手当:筑波工場】

  • 時間外手当:32%割増
  • 法定休日出勤:40%割増
  • 深夜手当:37%割増
    ※枚方製造所に関しては、お問い合わせください

枚方製造所に比べると、筑波工場の方が給与面では好条件にみえます。

枚方製造所には寮もないため、枚方製造所の近辺に住んでいない場合で、稼ぎたい、貯金がしたいと思ったら筑波工場がおすすめです。

満期慰労金

クボタ期間工には半年おきの契約更新があり、契約期間の満了ごとに満期慰労金が支給されます。

工場ごとの満期慰労金額は次の通りです。

【クボタ期間工の満期慰労金】

筑波工場:半年おきに24万円、最後の5ヵ月のみ20万円(最大で総額140万円)
枚方製造所:半年おきに30万円(最大で総額180万円)

ほかのメーカーの期間工だと、満期慰労金は契約更新の回数が増えるほど上がっていくことが多いです。

しかし、クボタ期間工では最初から高額な満期慰労金が受け取れます。短期間で貯金しようと思っている人に合っています。

その他手当

クボタ期間工には、満期慰労金以外にも次のような手当があります。

【クボタ期間工・筑波工場のその他手当】

  • 入社祝金:10万円(入社翌月末在籍で支給)
  • 早期赴任手当:5万円(合格通知から1ヵ月以内に入職で支給)
  • 初回更新手当:10万円(初回の契約更新後、翌月末在籍で支給)
  • 経験者手当:10万円(クボタ期間工・筑波工場で1年以上の勤務経験がある人に支給)
  • 赴任手当:2万円(遠方からの入職者で、クボタが指定する物件に入寮すると支給)
  • 食事手当:実質無料(工場内食堂を利用すると、1食分の費用と同額の食事補助と諸手当を支給)

【クボタ期間工・枚方製造所のその他手当】

  • 入社支度金:3万円(入社翌月末在籍者が対象)
  • 祝儀:5万円(6/30、12/10の在籍者に対し、勤務成績・態度を勘案し支給)

クボタ期間工は満期慰労金こそ枚方製造所の方が高いですが、日給や手当は筑波工場の方が高いうえに、筑波工場には無料の寮もあります。(※入寮には条件があります)

しっかり稼ぎたいなら筑波工場で、入寮して働くのがいいでしょう。

仕事内容は?

クボタは農機メーカーであり、期間工が作るのも一般車ではなく業務用の車です。

工場ごとの仕事内容や勤務時間は次の通りです。

【筑波工場の仕事内容と勤務時間】

トラクタやエンジンの製造業務(組立、塗装、溶接、機械加工、運搬などの各工程に配属)を行います。

勤務時間は複数パターンあり、操業条件により変動します。

  • 昼勤:8:00~16:30
  • 変則勤務:12:00~20:30(始業時間は10:00~14:00の範囲で変動)
  • 交替勤務:20:00~4:30で、5勤2休もしくは4勤2休

【枚方製造所の仕事内容と勤務時間】

ミニショベルやミニバックホーなどの小型建設機械の製造業務(組立、塗装、溶接などの各工程に配属)を行います。勤務時間は2パターンあり、どちらかを選びます。

  • 日勤のみ:8:00~16:30
  • 交替勤務:8:00~16:30/20:00~4:30(1週間ごとに交替)

身体的な負担が少ないのは日勤のみですが、深夜手当もつく交替勤務の方が稼ぎやすいです。身体と相談しながら、自分に合った方を選びましょう。

勤務地や寮は?

クボタ期間工の各工場の住所や寮は、次の通りです。

【筑波工場】

住所:茨城県つくばみらい市坂野新田10
寮あり:寮は無料で、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、寝具などの設備付き

【枚方製造所】

大阪府枚方市中宮大池1-1-1

寮なし

クボタ期間工で働くメリット

クボタ期間工はほかのメーカーと比べて、はじめから満期慰労金や日給が高く、入社祝金も支給されます。

満期慰労金が上がるのを待つ必要もないため、短期間でまとまったお金を貯めたい人に向いているでしょう。

クボタで期間工として働くメリットには、次のようなメリットがあります。

 

    メリット1.満期慰労金がはじめから高い

    クボタの期間工で働く1つ目のメリットは、「満期慰労金がはじめから高い」ことです。

    クボタ期間工の満期慰労金は筑波工場で24万円、枚方製造所で30万円が、半年おきに支給されます。

    ほかの期間工のように働いた期間に応じて上がっていくことはありませんが、その分はじめから金額が高いです。

    短期間だけ働きたい人にはピッタリです。

    メリット2.昇給があり、日給も高い

    クボタの期間工で働く2つ目のメリットは、「昇給があり、日給も高い」ことです。

    特に筑波工場は日給12,000円スタートで、これはほかのメーカーと比べても高い部類に入ります。

    日給が高い分、残業や夜勤、休日出勤などの割増手当も大きくなります。

    筑波工場に限られますが、2年11ヵ月働いた後に再入社すれば、日給13,000円からスタートできるのも魅力です。

    メリット3.入社祝金や支度金、祝儀などがある

    クボタの期間工で働く3つ目のメリットは、「入社祝金(筑波工場)や入社支度金、祝儀(枚方製造所)がある」ことです。

    筑波工場では入社祝金10万円が、枚方製造所では入社翌月末に支給されます。

    入社支度金は3万円と少なめですが、代わりに6月と12月に5万円を支給する「祝儀」があります。

    これらは給料や満期慰労金とは別に支給されるため、月によってはかなりの金額を稼げるでしょう。

    メリット4.筑波工場は実質食事無料

    クボタの期間工で働く4つ目のメリットは、「筑波工場は実質、食費が無料」なことです。

    筑波工場には食堂があり、利用すると1食分の食費と同額の食事補助と諸手当が支給されます。

    食堂利用時の支払いこそあるものの、同じ額が手当として支給されるため、工場での食費は実質かかりません。

    期間工として働く大きなメリットが、「生活費を節約できる」ことです。

    寮費無料の寮に入れば家賃がかからず、筑波工場の食堂で食事を取れば、その分の食費もかかりません。

    1回1回の食費はそう大きなものではありませんが、毎日利用すればかなりの金額を貯金に回せることになります。

    ▼期間工の寮については以下の記事をチェック!

    【寮で選ぶ期間工6選】個室寮があるのは?寮選びのポイント4つを解説!

    メリット5.正社員登用制度がある

    クボタの期間工で働く5つ目のメリットは、「正社員登用制度がある」ことです。

    期間工からの正社員登用制度があるメーカーは多いものの、具体的な登用率は公表していないメーカーも多く、およそ10%~20%ほどとの声もある等、そう高くありません。

    しかし、クボタは正社員登用を狙いやすいといわれていて、3人に1人ほどの期間工が正社員になっているようです。

    クボタは世界的に見てもトップクラスの農機メーカーなので、正社員登用後も安心して働けるでしょう。

    正社員登用の条件は、期間工として1年以上働くと受けられる登用試験(1年目と2年目に1回ずつ、計2回)を受け、それに合格することです。

    登用試験の内容は「筆記試験」「面接試験」「勤務評価」の3本柱で、これらを総合的に判断して合否が決まります。

    クボタで期間工をしながら正社員登用を目指したい方は、次のようなことに気を付けましょう。

    【クボタで正社員登用を目指すなら】

    • 無遅刻無欠席を目指す。無断で欠勤や遅刻は絶対にしない
    • 上司や同僚と積極的にコミュニケーションを取る
    • 元気な挨拶と返事を心がける
    • いわれたことを確実に守り、わからないことや不安なことは積極的に質問する
    • 筆記試験に向けて勉強する(試験は中学校卒業程度の難易度といわれています)

    当たり前のことに感じるかもしれませんが、これらを当たり前にできる人は意外と少ないです。まずは「とにかく真面目に働くぞ!」と意識するだけでも、周りから一歩リードできるでしょう。

    クボタ期間工で働くデメリット

    クボタ期間工の待遇や条件は、決して悪くありません。

    しかし、ほかにも給与や待遇が恵まれているメーカーが数多くあり、そういった製造メーカーに比べると、待遇は見劣りします。

    特に枚方製造所には寮がなく、手当の種類も少ないので、お金が貯まりにくいでしょう。

    クボタで期間工として働く2つのデメリットについて、詳しく解説します。

    デメリット1.待遇はそこまで良くない

    クボタの期間工で働く1つ目のデメリットは、「待遇はそこまで良くない」ことです。

    クボタ期間工の待遇は決して悪くありませんが、他の給与・待遇がトップクラスに恵まれているメーカーに比べると見劣りします。

    例えば、給与面でトップクラスの待遇として知られるトヨタの期間工は、日給こそ10,000~10,800円でクボタより低いですが、満期慰労金が半年おきに40万~60万円近く支給されます。

    タイミングによっては入社祝金が支給されることもあり、金額は2021年12月時点で40万円でした。

    満期慰労金やその他手当のことを考えると、このような車体製造メーカーの方がたくさん稼げるケースもあるのです。

    デメリット2.枚方製造所には寮がなく、手当の種類も少ない

    クボタの期間工で働く2つ目のデメリットは、「枚方製造所には寮がなく、手当の種類も少ない」ことです。

    枚方製造所の満期慰労金以外の手当は、3万円の入社支度金と、年2回、5万円が支給される祝儀の2種類です。

    寮もないため、生活費を節約することもできません。

    一方の筑波工場には、入社支度金や早期赴任手当、食事手当など、たくさんの手当があります。

    もらえるお金が多く、寮費無料の寮に入れるためお金も貯めやすいです。

    枚方製造所の近隣に住んでいる、日勤で働きたいなどといったこだわりがないなら、枚方製造所ではなく筑波工場を選ぶといいでしょう。

    クボタ期間工に向いている人

    クボタは期間工の中では、中くらいの待遇のメーカーといえます。

    日給は高めですが、満期慰労金や入社祝金はそこまで高くありません。

    ただ、筑波工場には無料の寮があり、工場の社員食堂も無料です。

    食費や生活費を節約しやすいので、短期間で集中して貯金したい人に向いています。

    枚方製造所は寮こそないものの、満期慰労金が高いです。

    大阪に自宅があり、自宅通勤をしたい人には合っています。

    枚方製造所の「3年間で最大180万円」という満期慰労金は、トップメーカーには及ばないものの、十分に高いです。

    夜勤なしの勤務を選べるのも、期間工の中では珍しく、枚方製造所を選ぶ理由になり得ます。

    何より、クボタは珍しい「農機の期間工」です。

    農機に興味のある人、普通車の製造には飽きてしまった人にも、クボタはおすすめできます。

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    期間工は会社やエリアによって条件が大きく変わります。

    期間工ポイント

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    メーカー 月収例 祝い金 満了金
    トヨタ 29~32万円 60万円 39万円
    いすゞ 20~32万円 20万円 21万円
    ホンダ 30万円 10万円 9万円
    日産 33万円 160万円 3万円

    ※実際の金額は雇用条件、雇用時期によって異なります

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    クボタ期間工に向いていない人

    クボタ期間工は、そこまで稼ぎやすいメーカーではないため、しっかりお金を稼ぎたい方には向いていません。

    工場から自宅が近い人、農機に興味がある人でなければ、ほかの高待遇なメーカーを選んだ方がいいかもしれません。

    しっかり働いて稼ぎたい人にオススメ、給与・満期慰労金が多いメーカー

    しっかり稼ぎたい人にはオススメなメーカーはトヨタと三菱の期間工です。

    一定の契約期間を勤務することでもらえる満期慰労金が多く、稼げる額を重視する人には理想的なメーカーであると言えます。

    残業手当や深夜手当もしっかりと支払われるので、コツコツとお金を稼ぎたい人にとってはベストであると言えるでしょう。

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    実際の口コミをチェック

    クボタについて、ネット上に投稿されていた口コミを集めました。

    元期間工の口コミは非常に参考になるので、クボタで働いてみたいと思う人はしっかりチェックしておきましょう。

    クボタ期間工は農機が好きな人、クボタの正社員を目指したい人におすすめ

    クボタは期間工の中でも珍しい「農機メーカー」です。

    正社員登用制度もあるため、クボタの正社員を目指したい人や農機に興味がある人には、やりがいのある期間工といえるでしょう。

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    1位トヨタ自動車

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