期間工 正社員

※この記事はPRを含みます

期間工を募集しているたいていのメーカーには「正社員登用」があります。

正社員登用なら、特別なスキルや学歴がなくても、超有名な自動車メーカーの社員になれるかもしれません。

しかし、同じことを考えている人は多そうです。

「正社員登用がどのくらい難しいか」は知っておくべきでしょう。

本記事では期間工から正社員になる難しさ、条件、心がけるべきことを解説します。

正社員になりやすい3つのメーカーも紹介します。

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期間工から正社員になれるのか?

期間工を募集している自動車メーカーや(自動車や機械の)部品メーカーの中には、日本を代表する有名企業も多いです。

特に「トヨタ」「日産」「ホンダ」は日本の3大自動車メーカーといわれていて、これらの会社の正社員を目指すため期間工になる人もいるでしょう。

期間工は学歴や職歴が特別なものでなくともなれます。

「大企業の正社員なんて、自分の経歴じゃなれないよな…」と考えている人にとっては、誰でもなれる期間工から正社員を目指すのはいい戦略に思えるかもしれません。

しかし、期間工から正社員になるのは難しいです。

どのくらい難しいのか、何年くらいかかるのか、まずはイメージをつけましょう。

登用率は10~20%

期間工からの正社員登用率は、10~20%ほどといわれています。

これはブリジストンのようなごく一部のメーカーを除いて、ほとんどのメーカーで共通した数字だと思っておきましょう。

期間工の正社員登用は、なかなか狭き門です。

ただ、登用率10~20%といっても、期間工全体ではなく「登用試験を受けた人の中」での数字ですし「記念受験」のような軽い気持ちで受けている人もいます。

正社員登用を目指すなら「こんなに低いのか…」と怖がるよりも「本気で目指すマインド」をつくりましょう

最低でも1年はかかると思っておこう

期間工から正社員になるには、最低でも1年はかかると思っておきましょう。

まず、正社員登用試験を受けるための条件として、期間工として半年~1年以上働いている必要があります。

ホンダでは3ヵ月の期間工経験が条件ですが、たいていのメーカーでは半年~1年に設定されています。

30代を超えると正社員登用は難しくなる

期間工から正社員を目指せるのは、基本的に「30歳になるまで」と思っておいた方がいいでしょう。

期間工や登用試験の募集要項に「正社員になれるのは30歳まで」と制限が書かれていることは、まずありません。

求人に年齢制限を設けるのは、法律で禁止されているからです。

しかし、会社はなるべく若い人を登用して、正社員としてたくさんの経験を積ませたいと考えています。

この「実質的な年齢制限」はメーカーにより異なりますし、これを乗り越えて正社員になる人もいますが「30歳以上だと難しい」と思っておく方が無難です。

期間工から正社員になるための3つの条件

期間工から正社員になるための条件や、登用試験の細かな内容は、メーカーにより異なります。

しかし、次の3つの条件はほとんどのメーカーで共通して言えることです。

期間工から正社員になるための条件
  • 上司から推薦をもらう
  • 正社員登用試験をクリアする
  • 準社員として数ヵ月働く

    条件1.上司から推薦をもらう

    期間工から正社員になるための1つ目の条件は「上司から推薦をもらう」ことです。

    配属先の班長や組長、課長などから推薦をもらうことが、登用試験を受けるための最低条件になっています。

    推薦をもらうといっても、ただ黙って上司に選んでもらうのを待つことはありません。

    上司や正社員の先輩には「正社員になりたいんです」と伝え、アドバイスをもらったり、推薦をお願いしたりするのがおすすめです。

    条件2.正社員登用試験をクリアする

    期間工から正社員になるための2つ目の条件は、「正社員登用試験をクリアする」ことです。

    正社員登用試験はたいてい「面接」と「筆記試験」からなります。

    面接は、例えばトヨタなら集団面接ですが、個人面接のメーカーが多いです。

    デンソーのような、一次と本社の「2回の面接」が行われるメーカーもあります。

    条件3.準社員として数ヵ月働く

    期間工から正社員になるための3つ目の条件は「準社員として数ヵ月働く」ことです。

    たいていのメーカーでは、登用試験に受かっても、すぐ正社員になれるわけではありません。

    「準社員」として数ヵ月働き「この人は正社員にしても大丈夫だな」と思ってもらえて、はじめて正式に正社員になれるのです。

    準社員から正社員になるために、新しく試験や面接を受けることはありません。

    真面目に働いていれば、3ヵ月ほどで正社員になれるでしょう。

    ただ、ここで気を抜いて勤務態度が悪くなったり、ミスが増えたりすれば、正社員になるまでに長い時間がかかってしまいます。

    期間工として正社員を目指していた頃のように、勤務態度で「正社員にしてください」と示しましょう。

    期間工から正社員になるためのポイント

    期間工からの正社員登用は狭き門ですが、本気で正社員を目指している人は、そう多くありません。

    だからこそ、ちょっとした工夫や努力が輝き、上司の目にとまります。

    「自分こそ、正社員にふさわしいんだ!」と示すために、今すぐできることを3つ紹介します。

    期間工から正社員になるためのポイント
    • 欠勤、遅刻、早退をしない
    • 残業や休日出勤を断らない
    • 上司や先輩と仲良くなる

      欠勤、遅刻、早退をしない

      遅刻や早退、欠勤がないことは、どのメーカーも重視していることです。

      基本的なことですが、期間工から正社員を目指すならまずは「当たり前のことを当たり前にできる人」になりましょう。

      もちろん、「具合が悪くてもとにかく出勤しろ」とか「身内の冠婚葬祭に出るのを我慢しろ」というわけではありません。

      このような「どうしようもないとき」は、休んだり、遅刻・早退したりしなければならないとわかった時点で、上司に相談してください。

      早めに連絡すればOK、無断の遅刻や早退、欠勤がNGというだけです。

      残業や休日出勤を断らない

      期間工から正社員を目指すなら、残業や休日出勤を断らないのも大切です。

      予定がある日は別として「もう少し残ってくれない?」と言われたら、快く引き受けましょう

      正社員になれば、残業や休日出勤をしなければならない日も増えます。

      「会社の事情も考え、周りと助け合える人か」が見られているのです。

      それに、残業や休日出勤には割増手当もつきます

      正社員になれなかったとしても、貯金が増えれば「次の仕事探し」で助かります。

      上司や先輩と仲良くなる

      期間工から正社員になるには、上司や先輩など、周りの人からのサポートが欠かせません。

      彼らとは仲良くし、早めに「正社員になりたいので、協力してください」とお願いしておきましょう。

      まずは「普段の仕事では、どんなことを心がけたらいいですか?」と聞いてみてください。

      できることが増えれば正社員の道も近付きますし、アドバイスを素直に実践すれば周りからの評価も高くなります

      筆記試験の対策におすすめな問題集を教えてもらったり、面接の練習に付き合ってもらうのもいいでしょう。

      もちろん、自分のお願いだけを聞いてもらうのはNGです。

      自分から元気よく挨拶し、言われたことを素直に聞き、飲み会や社内イベントにも積極的に参加しましょう。

      期間工から正社員になるメリット・デメリット

      期間工から正社員になると、待遇はガラリと変わります。

      「正社員になったら、給料も上がるんだろうなぁ」と思うのが自然ですが、実は、給料は一時的に低くなります。

      期間工から正社員になるとどうなるのか、メリットとデメリットを確認しましょう

      正社員になるメリット

      期間工から正社員になるメリットは、何といっても「安定と安心」が手に入ることでしょう。

      「大手メーカーの正社員なんだぜ」と自慢できますし、期間工にはない次のような安心感、福利厚生もあります。

      正社員になるメリット
      • 契約期間の縛りがなくなる
      • 昇進があり、生涯年収が高くなる
      • 財形貯蓄制度や退職金制度がある

      正社員になるデメリット

      期間工から正社員になる唯一のデメリットが「一時的に手元に残るお金が少なくなる」ことです。

      期間工から正社員になると、満了金はなくなり月収も下がります

      収入は期間工だった頃の3分の2~半分ほどになると思っておいた方がいいでしょう。

      寮で暮らせなくなったり、寮費や水道光熱費を会社に出してもらえなくなったりするメーカーも多いです。

      待遇が悪くなるのは、期間工が「契約期間の縛りがあり、いつ契約更新できなくなるかわからない、リスキーな仕事」だからです。

      リスクの高い仕事に人を集めるには、その分、待遇を良くするしかありません。

      ただ、正社員になって数年も働けば期間工の頃よりも月収は高くなるでしょう。

      満了金はなくなるかもしれませんが、ボーナスや退職金などがもらえるようになります。

      一次的な収入ダウンに備えて、期間工の間に、稼げるだけ稼いでおきましょう。

      期間工から正社員を目指す場合の注意点

      期間工は、正社員登用にすべてを賭けてはいけません。

      正社員登用は狭き門であり「がんばれば必ずなれる」とはいえないからです。

      年齢が高くなるほど転職は難しくなるため、諦めきれずに正社員登用を目指し続けていると、ほかの仕事が見つからなくなります。

      期間工から正社員を目指すときは、次の3つのことを頭においておきましょう

      期間工から正社員を目指す場合の注意点
      • 正社員登用を目指しながら他の仕事も探す
      • 1発合格は難しいと思っておく
      • メーカーをよく選ぶ

        正社員登用を目指しながら他の仕事も探す

        正社員を目指す期間工が、もっとも意識すべきなのが「正社員登用を目指しながら、ほかの仕事も探す」ことです。

        登用試験の合格率は10~20%、試験を受けるだけでも1年ほどかかることがほとんどです。

        ほかの仕事も探しておかないと、試験に落ちたとき「かけた時間がすべて無駄になった」と感じてしまいます

        気持ちを切り替えて仕事探しができたとしても、失った時間はかえってきません。

        ダメだったときや、期間工を辞めた後のことを考え、稼いだお金はなるべく貯金に回しましょう

        貯金があれば、期間工を辞めた後も、自分に合う仕事をじっくりと探せます。

        稼いだお金を軍資金にして、資格を取ったり、自分のビジネスをはじめたりするのもいいでしょう。

        一発合格は難しいと思っておく

        期間工の登用試験に1発で受かるのは、なかなか難しいです。

        合格までには何回か受験しなければならないと思っておきましょう。

        実際、試験に受かった人の中にも「何度も落ちて、受かるまで3年かかった」「契約期間中に受けられる最後の試験で、ギリギリ受かった」という人はいます。

        1発合格が難しいとわかっていれば、落ちたときのダメージも少ないですし「ダメだったときの保険」もかけやすいでしょう。

        メーカーをよく選ぶ

        期間工から正社員登用を目指すなら、メーカーはしっかり選びましょう。メ

        ーカーごとに「正社員のなりやすさ」は違いますし、正社員登用のないメーカーに応募してしまっては意味がありません。

        本気で正社員を目指すなら、待遇が少し見劣りしても登用に積極的なメーカーを選ぶといいでしょう。

        具体的にどのメーカーを選べばいいのかは、次から解説します。

        正社員を目指す人におすすめな期間工3選

        期間工の正社員登用はたしかに狭き門ですが、無理ではありません。

        毎年100人、200人の期間工が正社員になっているメーカーもあれば、登用率90%越えのメーカーもあります。

        期間工からの正社員登用を本気で目指す人は、どのメーカーを受ければいいのか。

        登用実績やなりやすさを踏まえて3つのメーカーを紹介します。

        正社員を目指す人におすすめのメーカーテキストが入ります。
        • 登用実績1,425名!お金も貯まる「トヨタ」
        • 登用実績1,760名!毎年安定した「スバル」
        • 登用率90%超え!本気で目指すなら「ブリジストン」

          【登用実績1,425名】トヨタ

          正社員登用を目指す人に、まずおすすめしたいのが「トヨタ」の期間工です。

          トヨタでは2016年~2020年の5年間で、1,425名もの期間工が正社員になっています

          平均すると、毎年300名が登用されていることになります。

          トヨタで期間工から正社員になるには、次の3つの条件を満たしましょう。

          トヨタで正社員になるには
          1. 1年以上期間工を続ける
          2. 上司から推薦をもらう
          3. 集団面接と筆記試験に受かる

            トヨタには「創意工夫提案」という制度があり、これは「どうしたらより効率よく、安全に業務を進められるか」を提案するものです。

            提案の内容が良かったり、積極的に提案したりすることも評価につながります。

            また、トヨタは他メーカーと比べても、トップクラスの稼げるメーカーといわれています。

            入社祝い金は4ヵ月目までに40万円、満了金は半年ごとに39万~57万円(最大で総額306万円)です。もちろん、寮費・水道光熱費はすべて会社が出してくれます。

            トヨタの期間工はとにかくお金が貯まるので、正社員登用がダメだったときの「保険」もかけやすいです。

            ※記事内の待遇や条件、金額等は記事公開時点の情報です。変更になっている場合がございますので、リンク先の公式ページをご確認ください。

            【登用実績1,760名】スバル

            正社員登用を目指しながら、お金を貯めたり「ほかの正社員の仕事」を探したりしたい人には「スバル」の期間工もおすすめです。

            スバルは2021年11月までに1,760名もの期間工を正社員に登用していて、1年あたり100~200名ほどが正社員になっています。

            スバルで期間工から正社員になるには、次の3つの条件を満たしましょう。

            スバルで正社員になるには。
            1. 1年以上期間工を続ける
            2. 上司から推薦をもらう
            3. 集団面接と筆記試験に受かる

              正社員登用の条件や、なりやすさはトヨタと同じくらいです。

              ただ、満了金は最大で総額122万円と低めです。

              入社祝い金は40万円とトヨタと同じですが、2022年4月入社限定とされています。

              ※記事内の待遇や条件、金額等は記事公開時点の情報です。変更になっている場合がございますので、リンク先の公式ページをご確認ください。

              【登用率90%超え】ブリジストン

              時間をかけても本気で正社員を目指したいなら「ブリジストン」の期間工もいいでしょう。

              ブリジストンの正社員登用率は94%と、他メーカーと比べて圧倒的です。

              ただ、これは「3年以上働いている期間工」の数字なので、早めに正社員になりたい人や、年齢が高めな人は気をつけた方がいいでしょう。

              「3年がんばったけど、結局ダメだった」となっては、年齢が高くなっている分、転職は難しくなります。

              「登用率94%」は3年以上働いている人の数字ですが、登用試験は最短1年で受けられます。

              ブリジストンでは「正社員登用試験に向けた勉強会」も開かれているので、モチベーションの維持も、試験の対策もしやすいでしょう。

              ただ、ブリジストンはトヨタや三菱と比べて待遇が見劣りします

              時給は1,300~1,500円と高めですが、ボーナス(他メーカーでいう満了金)は半年おきに6~26万円ほどと、期間工の中でも低めです。寮

              費のかかる工場も多いので、貯金もしづらいかもしれません。

              時間をかけてでも正社員登用を目指したい人や、ほかにもやりたい仕事があり、それに向けて資格を取ったりスキルを身に付けたり、じっくり準備したい人には向いているでしょう。

              ※記事内の待遇や条件、金額等は記事公開時点の情報です。変更になっている場合がございますので、リンク先の公式ページをご確認ください。

              求人応募は「期間工.jp」がおすすめ

              ※画像:期間工.jp公式サイトより

              期間工は会社やエリアによって条件が大きく変わります。

              期間工ポイント

              これは各社の条件を一覧にしたものです

              メーカー 月収例 祝い金 満了金
              トヨタ 29~32万円 60万円 39万円
              いすゞ 20~32万円 20万円 21万円
              ホンダ 30万円 10万円 9万円
              日産 33万円 160万円 3万円

              ※実際の金額は雇用条件、雇用時期によって異なります

              一番いい条件で働きたいなら、採用カウンセラーに相談することをおすすめします。

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              採用カウンセラーは企業の人ではないので、「とにかく稼ぎたい!」「なるべく楽な職場がいい!」というワガママもOK。

              相談だけでもできるので、期間工の応募を考えている人は一度相談してみることをおすすめします。

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              期間工の正社員登用は、「貯金のついで」に目指そう

              何度もいうように、期間工は正社員登用にすべてを賭けてはいけません。

              期間工の正社員登用率は10~20%と狭き門ですし、登用率94%のブリヂストンも3年以上働いた期間工の登用率が高いだけです。

              期間工をしていても特別なスキルは身に付きませんし、職歴として有利になる経験でもありません。

              正社員登用にこだわりすぎると、年齢だけが高くなりダメだったときの「次の仕事」を見つけづらくなってしまいます。

              正社員登用を目指しながら、なるべくたくさんのお金を貯めましょう。

              お金があれば、転職に役立つ資格やスキルも身に付けやすくなります

              期間工を辞めた後に転職活動をするとしても、貯金があれば、自分に合う仕事をじっくり探せます。

              期間工はあくまでも貯金のための仕事であり、正社員登用は「ついでに」目指すべきです。

              こちらの記事では「期間工がお金を貯めるコツ」を解説しているので、登用試験に向けた対策と併せて、頭に入れておきましょう。

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