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期間工には「再雇用」という制度があり、一定の条件を満たして同じメーカーに入れば、前回よりもいい条件で働けることがあります。
ただ、再雇用でも契約期間の縛りはあります。正社員登用されない限り、期間工はずっと続けられる仕事ではありません。そんな期間工に、何度も再雇用されるのはリスキーです。本記事では期間工が再雇用されるメリットを踏まえたうえで、出戻りの前に考えたいこと、すべきことを伝えます。
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期間工が再雇用されるための条件
期間工が再雇用されるための条件は、メーカーにより異なります。一例として「デンソー」では、期間工が再雇用されるには「6ヵ月+1日のクーリング期間」が必要と定めています。
期間工が同じメーカーで再雇用される3つのメリット
期間工が同じメーカーで再雇用されることには、次のようなメリットがあります。総じて、「仕事の勝手がわかっていて楽に働けるのに、周りより高待遇で働ける」のが、再雇用のメリットでしょう。
【期間工が同じメーカーで再雇用されるメリット】
・最初から給料が高い
・経験者手当がもらえる
・仕事や生活の勝手がわかる
メリット1.最初から給料が高い
期間工が同じメーカーで再雇用される1つ目のメリットは、「最初から給料が高い」ことです。前回の契約満了から一定期間内に再雇用されれば、はじめから高い給料で仕事ができます。
【再雇用されたときの給料の例】
☆トヨタ
初回:日給10,000円スタート
再雇用1回目:日給10,500円スタート
再雇用2回目:日給10,800円スタート
※1996年以降の入社で、一度の契約で6ヵ月以上働いた人が「再雇用」となります。
☆デンソー
日給9,900~11,200円の中で、経験回数や年数に応じて高い日給からスタート
例えばトヨタ期間工に再雇用された場合、日給が500円高い状態でスタートできます。500円というと少なく感じるかもしれませんが、月に150時間働けば、差額は7万5,000円です。もちろん、夜勤や休日出勤の割増手当も、日給が高い分高くなります。
メリット2.経験者手当がもらえる
期間工が同じメーカーで再雇用される2つ目のメリットは、「経験者手当がもらえる」ことです。条件を満たせば、再入社手当や経験者手当などがもらえます。
【経験者手当の一例】
☆トヨタ
6~12ヵ月の満了後、再雇用:10,000円
18~30ヵ月の満了後、再雇用:70,000円
35ヵ月の満了後、再雇用:100,000円
☆デンソー
再入社手当:10,000円
経験者特別慰労金:再雇用後の初回6ヵ月間のみ、出勤1日につき1,500円の慰労金を積み立て、契約満了時に支給
※いずれも前回の契約期間を満了(6ヵ月以上働く)し、その後1年以内に再雇用された場合
例えばデンソーなら、再雇用されれば合計20万円ほどの手当がもらえることになります(1ヵ月の出勤日を21日で計算)。
メリット3.仕事や生活の勝手がわかる
期間工が同じメーカーで再雇用される3つ目のメリットは、「仕事や生活の勝手がわかる」ことです。期間工の仕事はそれなりにキツいものですが、それは慣れるまでの話です。
仕事に慣れ、体力がついている状態では、期間工の仕事は簡単な「ルーティンワーク」になります。
再雇用される頃には体力こそ落ちているかもしれませんが、仕事のやり方は身体が覚えています。少し働けば勘も、体力も戻ってくるでしょう。それに、仕事がどのくらい大変なのかわかっていれば、精神的な負担も軽いです。
寮生活がどんなものかわかっているのかも、精神的な負担を軽くしてくれるでしょう。通勤にかかる時間や生活費もおおまかにわかっているので、オフタイムの有効活用もしやすいですし、貯金の計画も立てやすいです。
「このメーカーは相部屋が多くて、自分には合わなかったんだよな」「通勤時間がものすごくかかって、全然休めないんだよな」と思うなら、再雇用ではなく、ほかのメーカーを受けてみるのもいいでしょう。
期間工が再雇用してもらうには?
期間工が再雇用してもらうには、普段から真面目に働き、会社からの印象を良くしておくことが大切です。では、具体的にどんなことを意識して働けばいいのでしょうか。
再雇用してもらえない人の特徴と、再雇用の可能性を高めるためにすべきことを紹介します。
再雇用してもらえない人の特徴
再雇用してもらえない人の特徴として、次のようなものが挙げられます。仕事に対して、あまりやる気がなかったとしても、これだけはしないようにしておきましょう。
【再雇用してもらえない期間工の特徴】
・契約期間の途中で辞めたり、バックレたりしている
・無断での遅刻や早退、欠勤をしている
・契約更新の回数が少ない
バックレや無断欠勤などをしては、(その記録が会社に残っているなら、)ほぼ間違いなく再雇用してもらえません。まずは当たり前のことを、当たり前にできるようにしましょう。
契約期間の途中で辞めたり、一度も更新せずに辞めるのも、再雇用を考えるなら良くありません。特に契約期間の途中で辞めると、数十万円の満了金ももらえなくなってしまいます。期間工は契約満了で辞めましょう。
再雇用の可能性を高めるためにすべきこと
同じメーカーで再雇用してもらいたいなら、なるべく長く、真面目に働くことです。期間工には3~6ヵ月の契約期間があり、必ず更新してもらえるわけではありませんが、「契約を更新してください!」とやる気は示しておきましょう。
普段の勤務態度も大切です。記録が会社に残っていなくても、正社員の誰かが覚えていて「その人、ちゃんと働かないよ」と言われれば、再雇用は難しいでしょう。
言われたことをちゃんとやる、元気よく挨拶と返事をする。少なくとも、このくらいは徹底しておきましょう。
期間工の再雇用を考える前にすべきこと
期間工は同じメーカーで再雇用されると、前回よりもいい条件で働けることが多いです。日給や時給は最初から高いですし、十数万円の特別手当がもらえることもあるでしょう。
しかし、期間工はあくまでも貯金のためにすべき仕事であり、ずっと続ける仕事でも、何度もすべき仕事でもありません。再雇用される前に、次のようなことは考えておきましょう。
【期間工の再雇用を考える前にすべきこと】
・再雇用よりも「正社員の仕事」を探そう
・再雇用されるなら、「その次の仕事」も考えておこう
・「他メーカーで働くくらいなら再雇用もアリ」くらいに思っておこう
再雇用よりも「正社員の仕事」を狙うべき
「目先のお金」で考えるなら、期間工として再雇用されるのも悪くありません。ただ、長い人生のことを考えると、期間工よりも正社員の仕事を探した方がいいでしょう。
たしかに、期間工は特別なスキルや経験がなくてもできて、その割には稼げる仕事です。寮に入れば、生活費もほとんどかからないでしょう。
しかし、「特別なスキルや経験」がある場合はどうでしょうか。最初は期間工ほど稼げなくとも、昇給や昇進をするうちに、もっとたくさん稼げるようになるはずです。寮に入って生活費を節約できることを差し引いても、稼ぎが増える分、より多くのお金が手元に残るでしょう。
自分に向いている業界や職種を見定め、そこで経験を積めば、収入は少しずつ上がっていきます。将来のことを考えれば、少しでも若いうちに、正社員の仕事に就いた方がいいでしょう。
再雇用されるなら、「その次の仕事」を考えてから
「もう少しお金がほしい」「寮生活を送りながら資格を取ったりスキルを身に付けたりして、次の仕事に向けた準備がしたい」というなら、期間工として再雇用されるのもいいでしょう。
しかしそれは、「次の仕事」について、きちんと考えてからです。
年齢が高くなるほど、転職や就職は難しくなります。目的もなく再び期間工をしては、ただいたずらに年齢だけが高くなり、仕事はどんどん見つからなくなっていくでしょう。
限られた時間を有効に使うために、何のために再雇用されるのか、その次はどうするのかはハッキリさせてください。
他メーカーで働くくらいなら、再雇用もアリ
お金が必要だったり、資格やスキルを身につけたかったりといった理由で、再び期間工をするのはアリです。「どうせ期間工をするなら、他メーカーもやってみたいな」と思うかもしれませんが、効率を考えれば、同じメーカーで再雇用された方がいいでしょう。
再雇用なら、普通よりも高い時給や日給からスタートできます。再入社手当がもらえることもあり、より早く、お金を貯められるでしょう。
それに、再雇用なら仕事や生活の勝手もわかっています。新しいことを覚えたり、慣れない寮に戸惑ったりすることがない分、次の仕事に向けた準備もしやすいでしょう。
もちろん、「前に働いていたメーカーの待遇が悪かった」というなら別です。より高待遇なメーカーがあるならそちらに、再雇用の方が稼げるなら再雇用で、と考えましょう。
期間工の再雇用は、正直おすすめはできない
期間工の再雇用は、正直おすすめできません。再雇用されれば、前回よりもいい待遇で働けるのはたしかです。より短期間で、前よりたくさんのお金を貯められるでしょうし、勝手がわかっているのでオフタイムも有効活用できるでしょう。
しかし、期間工はずっと続けられる仕事ではありません。何度、再雇用されても、契約期間の縛りはなくなりません。年齢が上がれば体力も落ち、いつかは再雇用もしてもらえなくなります。
転職や就職がしやすい若いうちに、正社員の仕事を探した方がいいでしょう。「自分はもう若くないから」と思うかもしれませんが、今後の人生を考えれば、今この瞬間が「もっとも若い時」です。
再び期間工をするとしても、貯金する額と期間、次にやる仕事のことを考えたうえで、後悔のないようにしてください。
人材不足の期間工は、在籍1年目でも年収455万円を超える高待遇で採用される事例があります。
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※記事内の待遇や条件、金額等は記事公開時点の情報です。変更になっている場合がございますので、リンク先の公式ページをご確認ください。