期間工 健康診断

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期間工が入る必要のある保険は「社会保険」です。

これは正社員が入っているのと同じ保険で、保険料の半分は会社が負担してくれます。

期間工が社会保険に入るには、特別な手続きも、会社に相談する必要もありません。

ただ、期間工を辞めるときにしておくべき手続きもあり、知識がないと失業保険をもらえるのが遅くなったり、高額な保険料を払うことになったりします。

損をしないために知っておきたい「保険の知識」を紹介します。

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期間工は「社会保険」に加入する

期間工が入る保険は「社会保険」で、社会保険とは、次の5つの保険の総称です。

社会保険を構成する5つの要素
  • 医療保険(健康保険)
  • 年金保険
  • 雇用保険
  • 労災保険
  • 介護保険

例えば医療保険は、医療費の自己負担額を3割にするものです。

「自己負担3割」は社会保険も国民健康保険も変わりませんが、保険証の見た目が変わります。

プラスチックの、ちょっと良さそうな保険証が、社会保険の保険証です。

過去2年間で、雇用保険に通算12ヵ月以上入っていれば、仕事を辞めたあとに「失業保険」がもらえます。これが雇用保険です。

期間工は契約期間の満了で仕事を辞めれば「会社都合での退職」となり、辞めた日の7日後から、期間工の給料の4~8割の失業保険をもらえるようになります。

契約期間の途中で「自己都合での退職」をすると、さらに3ヵ月もの間、失業保険がもらえるようになるのを待たなければなりません。

何より、社会保険に加入すれば、保険料も年金も会社が半分出してくれます。

社会保険に加入できる人は、次のような人です。

期間工ならまず間違いなく社会保険に入れますが、今後アルバイトなどをする可能性も考えてチェックしておきましょう。

社会保険に加入できる条件
  • 週20時間以上働いている
  • 月給が8.8万円以上
  • 1年以上働き続ける見込みである
  • 学生ではない

    期間工は「確実に1年以上働き続ける」とはいえませんが、社会保険に加入できます

    「契約期間が1年に満たないし更新してもらえるかわからない」からといって、社会保険に加入できないわけではありません。

    社会保険で適用される3つの保証

    期間工が社会保険に入ると、次の3つの保証が得られます。

    それぞれどのような保証なのか、期間工に関わる部分をわかりやすく解説します。

    社会保険で適用される保証
    • 健康保険
    • 雇用保険
    • 厚生年金

      健康保険

      健康保険とは、医療機関でかかるお金の「自己負担分」を軽減するための保障です。

      わかりやすくいえば「保険証」のことです。

      病気やケガをして病院にいったとき、たいていの人は「3割負担」で済むでしょう。

      これは、その人が健康保険に加入しているからです。

      健康保険に加入していないと、医療費はすべて自分で負担しなければなりません。

      雇用保険

      雇用保険とは、雇用された働く人が入らなければならない保証のことで、失業保険と関わりのあるものです。

      過去2年間で通算12ヵ月以上の期間、雇用保険に入っていれば、仕事を辞めたあとに失業保険をもらえます。

      今働けているからといって、その人がずっと働き続けられるとは限りません。

      特に期間工は肉体的にキツい仕事が多く、たいていのメーカーが日勤と夜勤を週ごとに入れ替える「交替制勤務」です。

      慣れない力仕事や生活スタイルで心身を壊し、働けなくなってしまう人もいるでしょう。

      そんなときに活躍するのが雇用保険です。

      雇用保険の加入期間さえ満たせば、仕事を辞めたあとに失業保険が出ます。

      失業保険は期間工の給料の4~8割なので、貯金も合わせれば当面の生活費は何とかなるでしょう。

      厚生年金

      厚生年金は、会社に雇用されて働く人が入れるプラスアルファの年金です。

      日本国民は全員「国民年金」に入っていますが、これは建物でいう「土台」のようなものです。

      土台のうえにある建物が「厚生年金」といえます。

      つまり、会社に雇われている人は、国民年金と厚生年金の両方に入っています。

      例えば個人事業主や、働いておらず扶養もされていない人は、国民年金のみです。

      厚生年金に入っていると、国民年金で支払われる年金に上乗せして、厚生年金分の年金ももらえます。

      しかも、年金を払うときは会社が半額を負担してくれるのです。

      厚生年金はひとまず「払いが少なく、もらえる額が多い年金」と思っておくと、わかりやすいでしょう。

      期間工を辞めるとき、保険はどうする?

      期間工を辞めると、社会保険から「国民健康保険」へ切り替えなければなりません。

      社会保険がなくなれば、年金受給額は減りますし、たいていの場合保険料も上がるでしょう。

      しかし、条件を満たせば期間工の頃に入っていた社会保険にそのまま入り続けることもできます。

      社会保険に入り続けるにはどうしたらいいのか、国民健康保険への切り替えはどんな手順でするのか、一つひとつ解説します。

      2ヵ月以上続けているなら「任意継続」がベスト

      期間工を2ヵ月以上続けているなら、社会保険の「任意継続」がベストでしょう。

      任意継続とは「会社の社会保険に退職後も自分の意思で加入し続けること」です。退

      職日までに2ヵ月以上の社会保険への加入期間があれば、最大で2年間の任意継続ができます。

      国民健康保険の保険料は、前年の1~12月までの収入で計算されます。

      収入の多い期間工は保険料も高くなりやすく、人によっては4万円ほどにもなるようです。

      社会保険を任意継続しても、会社に保険料を半額負担してもらうことはできません。

      しかし、保険料は国民健康保険の半額未満で済むことが多いようです。

      社会保険を任意継続するのは簡単で、会社に「任意継続被保険者資格取得申出書」という書類を提出するだけです。

      まずは会社に相談して、必要なその他書類を添えて提出しましょう。

      国民健康保険への切り替え手続き

      社会保険から国民健康保険への切り替えは、任意継続をするよりも簡単です。

      退職から14日以内に役場へ行き、必要書類の提出とあわせて届け出をするだけです。

      国民健康保険への切り替え手続きに必要な書類
      • 転出証明書(引越しを伴う場合)
      • 健康保険資格喪失証明書
      • 雇用保険受給資格者証
      • マイナンバーのわかる書類
      • 免許証のような本人確認書類

      雇用保険に1年以上加入しているなら、失業保険がもらえる

      期間工になれば、社会保険に入れます。社会保険に入れば「雇用保険」にも入ることになり、条件を満たせば失業保険をもらえます。

      失業保険をもらうための条件は、次の通りです。

      ・過去2年の間に通算12ヵ月以上、雇用保険に加入していた期間がある
      ・働く意思がある

      期間工を12ヵ月以上続けていなくても、前の職場で雇用保険に入っていれば問題ありません。

      2年の間に「通算12ヵ月」の加入期間が必要なだけです。

      失業保険では、期間工の給料の4~8割ほどが原則として90日間もらえます。

      期間工時代の月収が30万円だった人なら、15万円ほどはもらえるでしょう。

      期間工で貯めたお金もあるので、仕事が見つかるまでの生活費は問題なくまかなえるはずです。

      契約満了で辞めれば、すぐに受給できる

      過去2年の間に通算12ヵ月以上、雇用保険に入っていれば失業保険をもらえます。

      しかし、失業保険の「受給開始のタイミング」は、期間工を辞めた理由によって異なります。

      【失業保険をもらえるタイミング】
      自己都合で辞めた人:退職から3ヵ月と7日後
      会社都合で辞めた人:退職から7日後

      契約満了で辞めれば、基本的に「会社都合での退職」になります。

      自らの意思で契約を更新しなかったとしてもです。

      契約の途中で辞めると自己都合退職になってしまいますし、満了金ももらえません。

      辞めるときは、契約満了まで待ちましょう。

      失業保険をもらうには「働く意思」が必要

      失業保険をもらうには「働く意思」も必要です。

      働く意思を示すには、口で「私は働くつもりです」と言っているだけではダメで、求職活動をしなければなりません。

      この求職活動とは、ハローワークの窓口で職業相談をしたり、求人を紹介してもらったりすることです。

      人誌や求人サイトを見て、自分だけで仕事探しをしても、求職活動と認められないこともあります。

      ハローワークで紹介してもらった仕事をするかどうかは別として、ハローワークの窓口も活用しておきましょう。

      失業保険の手続きや詳細は、こちらの記事で詳しく解説しています。

      失業保険は期間工でももらえる?給付の条件や手続きの進め方を解説

      期間工の保険は、正社員並みに手厚い!

      期間工は会社に相談したり、特別な手続きをしたりしなくても社会保険に入れます。

      社会保険は正社員が入るものと同じ保険です。

      期間工の保険は正社員並みに手厚いのです。

      ただ、期間工には契約期間の定めがあり、希望に反して契約を更新してもらえないこともあります。

      たいていのメーカーでは、働ける期間を最大2年11ヵ月と定めていることもあり、そう遠くないうちに仕事を辞めなければなりません。

      期間工を辞めたあとに困らないよう「保険の任意継続」と「失業保険」については、頭の片隅に置いておきましょう。

      【2024年】当サイト経由の期間工ランキング

      1位トヨタ自動車

      2位スバル

      3位日産自動車