「期間工のネット環境にはポケットWi-Fiがおすすめ」という人がいますが、これは「本当におすすめなネット環境」を知らないだけかもしれません。
期間工に本当におすすめなのは「大容量の格安SIM」です。
格安SIMなら動画やWebサイトをたくさん見ても、月額3,000~5,000円ほどで済みます。
テザリングを使えば、寮でPCを使うこともできます。
期間工におすすめなネット環境を厳選して紹介します。
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期間工に「たくさん使えるネット環境」が必要な3つの理由
期間工の寮には、基本的にネット環境がありません。
寮内の食堂にフリーWi-Fiがあるメーカーはありますが、自室まで電波は届かないでしょう。
自室に固定回線を引けるメーカーもありますが、それなりの費用がかかるのでおすすめできません。
しかし、期間工には「たくさん使えるネット環境」が必要で、大容量の格安SIM、特に「楽天モバイル」がおすすめです(理由や詳細は記事後半で解説します)。
まずは、期間工に「たくさん使えるネット環境」が必要な理由をチェックしておきましょう。
- データ容量の追加購入はもったいない
- 寮にこもるほどお金が貯まる
- ネット環境があれば「副業」ができる
理由1.データ容量の追加購入はもったいない
期間工にたくさん使えるネット環境が必要な1つ目の理由は「データ容量の追加購入はもったいない」からです。
例えばスマホの料金プランで「1ヵ月20ギガまで」のプランに入っていたとします。
この20ギガを、20日あたりに使いきってしまったとしましょう。
データ容量を使いきると通信制限になり、Webサイトすらまともに開けません。
家族や友人との連絡もまともに取れなくなるでしょうし、休日や仕事終わりに動画を見ることすらできないでしょう。
こうなると、ついついデータ容量を追加購入してしまいますが、1ギガで1,000円くらいかかります。
10ギガ追加したら、それだけで1万円です。
最初からたくさん使える、あるいは無制限に使える回線があれば、この無駄な出費はありません。
理由2.寮にこもるほどお金が貯まる
期間工にたくさん使えるネット環境が必要な2つ目の理由は「寮にこもるほどお金が貯まる」からです。
期間工の仕事はなかなかキツいです。
肉体的な負担も大きいですが、精神的な疲れもたまるでしょう。
身体が疲れると心も疲れますし、体力がついてきても同じ作業の繰り返しは精神的に辛いものです。
休日は街に繰り出して、パーッとお金を使いたくもなるでしょう。
しかし、ちょっと待ってください。期間工をはじめたのは「貯金のため」ではありませんでしたか?
街に出れば、たとえ大きな買い物をしなかったとしても、外食や飲み物にお金がかかるものです。
このような無駄な出費を抑えるには、寮にこもって、スマホやPCをいじっているのが一番です。
理由3.ネット環境があれば「副業」ができる
期間工にたくさん使えるネット環境が必要な3つ目の理由は「ネット環境があれば副業ができる」からです。
クラウドソーシング(仕事を依頼したい企業と、仕事をしたい個人をつなぐマッチングサービス)を使えば、PC1つでできる仕事がすぐに見つかります。
仕事によってはたくさん調べ物をしたり、動画を見たりアップロードしたりしないといけないものもあるので、たくさん使えるネット環境は欠かせません。
休日にスマホやPCをいじっていても、そのうち飽きてくるでしょう。
どうせならPCでできる副業をしてお小遣いを稼いでみませんか?
期間工におすすめな副業はこちらの記事で解説しています。
期間工を辞めたあとの仕事探しにも役立つ「スキルアップできる仕事」を紹介しているので、ぜひやってみてください。
期間工におすすめな副業4選!辞めた後の選択肢が広がる、稼げる仕事
期間工のネット環境に選んではいけない、3つの回線
「期間工のネット環境にはポケットWi-Fiがおすすめ!」という謳い文句をよく見かけますが、これはウソです。
ウソでなければ「本当におすすめなネット環境」を知らないだけです(ちなみに本当におすすめなのは楽天モバイルのような、大容量の格安SIMです)。
期間工のネット環境に選んではいけない3つの回線を紹介するので、早まって契約しないよう覚えておきましょう
- ポケットWi-Fi
- 固定回線
- 容量の少ない格安SIM
ポケットWi-Fi
期間工が選んではいけない1つ目のネット環境は「ポケットWi-Fi」です。
これは期間工だけでなく、すべての人におすすめできません。
ポケットWi-Fiがおすすめできないのは、大容量の格安SIMが登場したからです。
大容量の格安SIMならスマホの通信費も抑えられますし、テザリング(スマホの電波をPCやタブレットなどにつなぐ機能。スマホがポケットWi-Fiになる、と思っておいてください)をすればPCも使えます。
それまでは、ポケットWi-Fiを使ってスマホの通信費を節約したり、固定回線の代わりにしたりするのは賢い選択肢でした。
最近ではポケットWi-Fiよりも安く大容量の格安SIMがあるため、ポケットWi-Fiにかかる分のお金は完全に無駄になってしまうでしょう。
固定回線
期間工が選んではいけない2つ目のネット環境は「固定回線」です。
メーカーによっては寮の自室に固定回線を引けるところもありますが、期間工をしている間は格安SIMのテザリングで十分です。
固定回線を引くには工事費がかかりますし、契約期間の途中で解約すると違約金が発生するものもあります。
いつまで働けるかわからない、つまり、その寮でいつまで暮らせるかわからない期間工には、おすすめできません。
容量の少ない格安SIM
期間工が選んではいけない3つ目のネット環境は「容量の少ない格安SIM」です。
記事ではこれまで「とにかく格安SIMがおすすめ」と紹介してきましたが、容量の少ないものはいけません。
期間工を辞めたあとなら、容量の少ない格安SIMを使うのもいいかもしれません。
例えば月1ギガしか使えない代わりに、月額1,000円ほどの格安SIMもあります。
家から出ることがほとんどないならこのような格安SIMを使い、普段はスマホを固定回線につないでおくのもいいでしょう。
ただ、固定回線を引きづらい期間工には、このような使い方はおすすめできません。
「スマホはあまりいじらないから」という人ならいいかもしれませんが、このような人も「休日は寮にこもってスマホで暇つぶしをして外に出ない」のような過ごし方をした方が、節約や貯金もしやすいでしょう。
ネット環境がある期間工ってないの?
寮にネット環境がある期間工は、あるにはあります。例えばダイハツの京都工場の寮には談話スペースがあり、ここにはフリーWi-Fiがあります。
しかし、自室にWi-Fiがあるメーカーはほとんどありませんし、Wi-Fi付きの寮に入れるかは運次第です。
期間工のネット環境は「楽天モバイル」で決まり!
期間工のネット環境には大容量の格安SIM、特に「楽天モバイル」がおすすめです。
楽天モバイルは格安SIMの中でも、容量の多さも、料金の安さも突出しています。
楽天モバイルの料金は「その月に使った通信容量」に応じて、次のように増えていきます。
3ギガまでしか使わないなら月額1,000円ほどで収まりますし、たくさん使う人も、20ギガ以上は一律3,278円です。
ただ、楽天モバイルには「地下鉄だとつながらない」といった口コミもあり、僻地の寮では使いづらいかもしれません。
楽天モバイルがつながりにくい人には、月間60ギガを5,346円(税込)で使える「スターモバイル」がおすすめです。
こちらは楽天モバイルより割高ですが、ドコモ回線を使っていて、山や海沿いでもよくつながります。
もちろん、楽天モバイルもスターモバイルもテザリングは無料で使えます。
期間工になったら、とりあえず「3大キャリア」を解約しよう
期間工になったら、とりあえずスマホの「3大キャリア」を解約して、格安SIMに乗り換えましょう。
3大キャリアの携帯代には「CMにかかる莫大な広告費」が上乗せされています。
格安SIMなら同じもしくはそれ以上のデータ容量を、その名の通り格安で使えるのです。
携帯代は毎月かかるお金であり、第4の公共料金とすらいわれています。
これは死ぬまでかかるお金です。
「私、明日あたり寿命だと思うので、携帯を解約したいです」とドコモショップにいく人はいないでしょう。携帯は持ち主が亡くなったあと、遺族が解約するものです。
早めに格安SIMに乗り換えておけば、期間工を辞めたあとの生活費も節約できます。
日本の携帯代は1万2,000円、これを5,000円くらいに下げるだけで年間6万円も浮くのです。
あと50年生きるとしたら、300万円も無駄な出費を減らせます。
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