期間工はとにかく稼げる仕事で、しかも筋トレにも最適です。
筋トレをして身体が強くなれば、メンタルも強くなります。
気持ちが前向きになり「期間工の次の仕事は何をしようかな」とポジティブに考えたり「はやくお金を貯めて次のステージに行こう」と節約に励んだりできるでしょう。
期間工の筋トレ効果を最大化する方法と、期間工になる前にやっておきたい、最短で体力がつく秘密のトレーニングを紹介します。
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期間工は筋トレに最適な仕事って本当?
期間工は力仕事が多く、筋トレに最適な仕事と感じている人も多いようです。
たしかに、このような肉体労働は「お金をもらいながらトレーニングできるようなもの」かもしれません。
普段、期間工の人たちを見かけることはあまりないでしょうから、工事現場の作業員さんたちを思い浮かべてみてください。
彼らの、服の上からでもわかる引き締まった身体を見ていると、肉体労働のトレーニング効果がよくわかります。
結論からいうと、期間工はオフィスワークに比べるとずっと筋トレに最適な仕事といえます。
ただ、何も意識せずに期間工をするだけでは、筋肉や体力はそこまでつかないかもしれません。
筋トレ目当てで期間工をするなら、「車体メーカー」がおすすめ
筋トレ目当てで期間工をするなら「車体メーカー」を選びましょう。
期間工には「車体メーカー」と「部品メーカー」があり、部品メーカーの仕事はトレーニングにならないでしょう。
車体メーカーとは、自動車の「完成車」を作るメーカーです。
鉄板を自動車ボディの形にプレスしたり、ボディにエンジンやシートなどの部品を組み付けたり、重い物を持つことや身体を使うことも多い仕事です。
一方の部品メーカーは、自動車や精密機器に使われるパーツを作ります。
自動車のエンジンやシートを作るメーカー、スマートフォンの小さな部品を作るメーカーなど、さまざまなメーカーがあります。
車体メーカーと比べて軽作業メインで筋トレにはあまりならないでしょう。
筋トレだけでなく、ダイエットにも効果的
期間工は身体を動かす仕事です。
オフィスワークのような座りっぱなしの仕事よりも、身体を動かす仕事の方が、1日の消費カロリーは多くなります。
もちろん、その分ダイエットにも効果があるでしょう。
よく「ランニングをしたら痩せる」と考える人がいますが、ランニングで消費できるカロリーはごくわずかです。
スポーツ選手のように、1日中運動をしている人ならまだしも、普通の人はトレーニングで消費するカロリーよりも「日常生活で消費するカロリー」の方が多いです。
つまり、カロリー消費を多くして痩せようと思ったら、日常生活の消費カロリーを高めなければなりません。
日常生活の消費カロリーを高めるには、仕事を期間工のような肉体労働にしたり、立っている時間を増やしたりするのもいいでしょう。
ただ、これらの運動の効果を高めるためには、基礎代謝を高めることこそ重要です。
基礎代謝を高めるコツや、期間工のトレーニング効果を最大化する方法は、次から紹介します。
期間工の筋トレ効果を最大化するための心得5条
期間工はたしかに筋トレに最適な仕事です。
しかし、正しい生活習慣をつくれなければ、筋トレの効果は下がってしまいます。
それどころか、身体を壊したり、かえって太ったりすることもあるかもしれません。
期間工の筋トレ効果を最大化するためには、正しい生活習慣をつくり基礎代謝を高めることが重要です。
そのための心得を5つ紹介します。
- 睡眠をきちんと取る
- 栄養バランスの取れた食事を選ぶ
- お菓子やジュース、お酒を控える
- 無理なトレーニングや我慢はしない
- プロテインを上手に使う
心得1.睡眠をきちんと取る
期間工の筋トレ効果を最大化する1つ目の心得は「睡眠をきちんと取る」ことです。
生まれつきショートスリーパーの人は別ですが、できれば7時間半以上、残業のあった日でも6時間以上は眠りましょう。
睡眠中は成長ホルモンがたくさん出て、全身の代謝が高くなります。
睡眠不足になると成長ホルモンが足りなくなり、代謝もきちんと行われなくなります。
すると、基礎代謝の低い「太りやすい身体」になってしまうのです。
心得2.栄養バランスの取れた食事を選ぶ
期間工の筋トレ効果を最大化する2つ目の心得は「栄養バランスの取れた食事を選ぶ」ことです。
私たちの身体は食べたものから作られます。
プロテインやサプリを使うのもいいかもしれませんが、身体づくりの基本は食事です。
野菜やお肉、魚など、なるべくいろいろな食材を食べてください。
ときどき「炭水化物を抜けば痩せる」と思っている人がいますが、太るか痩せるかは「総摂取カロリー」によって変わります。
炭水化物の量を意識するよりも、栄養バランスや満足感を大切にした方がいいでしょう。
ただ、期間工は疲れる仕事です。
お腹が空いて食べすぎしまうかもしれません。
食べすぎが心配な人は、1日のはじめに「たまご3つ」もしくは「プロテイン」を取ってみてください。
たまごは栄養バランスが優れていて、タンパク質の量も多い食べ物です。
人間の満腹感は「摂取したタンパク質量により変わる」という研究もあり、少ない量で満足感が得られるでしょう。
心得3.お菓子やジュース、お酒を控える
期間工の筋トレ効果を最大化する3つ目の心得は「お菓子やジュース、お酒を控える」ことです。
イメージの通り、これらは私たちを太らせる「悪の嗜好品」です。
特に悪いのが「ポテトチップス」で、油をたくさん含んでいるにもかかわらず、とても薄いのでたくさん食べないと満足感が得られず、つい食べすぎてしまうのです。
心得4.無理なトレーニングや我慢はしない
期間工の筋トレ効果を最大化するための4つ目の心得は「無理なトレーニングや我慢はしない」ことです。
無理して身体を壊してしまっては意味がありません。
仕事ができなくなればお金も入ってこなくなりますし、身体もなまってしまいます。
仕事に慣れるまでは、オフタイムにまでトレーニングをするのはやめておきましょう。
慣れてきたら、仕事では鍛えられない部分を筋トレで鍛えるのがおすすめです。
ダイエットやトレーニングには「断食」が効果的なこともありますが、期間工は身体を使う仕事です。
慣れてきたら「朝と昼」「昼と夜」といったように、何も食べない時間がなるべく長くなるよう、1日2食にするのがちょうどいいかもしれません。
お菓子やジュース、お酒を控えるのも大切ですが、我慢のしすぎは過度なストレスにつながります。
ときどきは自分を許し、これらを食べたり飲んだりしながらのんびりするのもいいでしょう。
心得5.プロテインを上手に使う
期間工の筋トレ効果を最大化するための5つ目の心得は「プロテインを上手に使う」ことです。
プロテインを使えば効率よくタンパク質を取れるため、筋肉を育てるためにも(十分なタンパク質を取ることで満腹感を得て)摂取カロリーを抑えるためにも効果的です。
種類は、私たち人間が吸収しやすいホエイプロテインがおすすめで、量は「体重×1.6g」を目安にしましょう。
プロテインを飲むタイミングは、その日最初の食事を取る前が適しています。
もちろん、一度にすべて飲む必要はありません。
食事や仕事(筋トレ)の前に飲み、休憩中に飲み、仕事が終わってから残りを飲むというスタイルでOKです。
プロテインは「運動の前後4時間に飲むと効果が高い」と覚えておきましょう。
期間工の仕事は筋トレにもなるが、生活リズムは乱れてしまう
期間工の仕事は筋トレにもなりますが、生活リズムはどうしても乱れてしまいます。
たいていのメーカーは、日勤と夜勤を週ごとに入れ替える「交替制勤務」だからです。
眠る時間や起きる時間を一定にすることは難しいでしょう。
だからこそ、せめて「十分な睡眠時間」は確保してください。
睡眠時間さえ確保できれば、ある程度の代謝や健康は維持できます。
はじめは経験したことのない生活リズムに戸惑い、なかなか眠れないかもしれませんが、身体は少しずつ慣れてきます。
これから期間工になりたい人へ!やっておきたいトレーニング
これから期間工になりたい人は、入社するまでの間にトレーニングをしておくといいかもしれません。
期間工の仕事はそれなりにハードなので、何もしていない状態でいきなりはじめると身体がビックリしてしまいます。
「やる気はあるのに、身体がどうしてもついてこない」と、辞めたくなってしまうかもしれません。
最初からハードなトレーニングをするのではなく、軽めのものからはじめて、少しずつ身体を慣らしていきましょう。
まずは軽めの散歩から始めよう
ほとんど運動をしたことがない人、ここ数年身体を動かすことがあまりなかった人は、散歩からはじめてみましょう。
ランニングをしてもいいかもしれませんが、ダイエットという意味ではあまり意味がありません。
ランニングはお腹が空くので、消費できるカロリー分以上に、余計な食事を取りやすくなるからです。
散歩といってものんびり歩くのではなく、歩きながら話すと辛いくらいの「早歩き」をしましょう。
森や海、公園、街路樹のある歩道などの「自然のある環境」でやるのがおすすめです。
ストレス解消や集中力アップも期待できます。
体力アップには「ノルウェー式HIIT」がおすすめ
散歩を続ければ、身体を動かすことに少しずつ慣れてくるでしょう。
ただ、期間工になるまでの猶予はそう長くないはずです。身体がある程度慣れてきたら、一気に体力をつけましょう。
体力アップにおすすめなのが「ノルウェー式HIIT」もしくは「SIT」です。
これらは体力アップにも筋トレにも効果があり、短時間でできるトレーニングです。
- ウォーミングアップとして5~10分くらい軽い運動をする
- 4分間全力で運動する
- 3分間軽めの運動をしながら身体を休める
- ②へ戻り繰り返す
- 30秒とにかく全力で運動する
- 全力で休む(軽めの運動もしなくてOK)
- 再び30秒だけ全力で運動する
それぞれ、これを繰り返すだけです。
いきなりHIITはキツいので、SITからはじめるか、HIITの「全力運動」を1分くらいにしておくといいでしょう。
軽めの運動はウォーキングくらいで十分です。
全力の運動はダッシュでも縄跳びでも、何でも構いませんが、心拍数がかなり高くなるレベルまで追い込みましょう。
おすすめは「バーピージャンプ」というトレーニングで「ジャンプ→腰を落として腕立ての姿勢になる→腕立て伏せ1~2回→またジャンプ」を繰り返します。
慣れるまでは本当にキツくて、1分続けるだけでも精一杯でしょうが、筋トレと体力アップを同時に短期間で行えます。
ただ、無理をしすぎると身体を壊しかねません。
1回のトレーニング時間を短くしたり、慣れるまで週3回くらいに留めておいたり、やりすぎないようにしてください。
筋肉は人生を豊かにする!適度なトレーニングで心身を鍛えよう
期間工は筋トレに最適で、しかも稼げる仕事です。そして、お金と筋肉は私たちの人生を豊かにします。
期間工の間にトレーニングと節約に励み、お金を貯め、筋肉もつけておきましょう。
お金があれば、人生の選択肢が増えます。
「旅行に行きたい」と思ったらすぐに行けますし「未経験だけど、あの仕事をやってみたいな」と思ったら、そのために資格を取ったりスクールに通ったりできるでしょう。
筋肉があれば自信もつきます。昔から「心と身体はつながっている」というように、身体を鍛えればメンタルも強くなります。
お金を貯めるための節約にも励みやすくなるでしょうし「期間工の次の仕事」を探すための努力もしやすくなるはずです。
さぁ、まずは散歩からで構いません。今すぐトレーニングをはじめましょう。
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