スバルは期間工の正社員登用が多いメーカーで、2021年11月までの登用実績は1,760名、1年あたり100名ほどを採用しています。
ただ、登用試験はそれなりに難しく、試験を受けるには上司からの推薦が必要です。
スバルの期間工から正社員になるにはどうしたらいいのか、正社員になると何が変わるのかを解説します。
[char no=”1″ char=”期間工通常”]元スバル期間工が仕事内容を紹介する記事はコチラ[/char]
スバルで期間工から正社員になるには?
スバルは自動車メーカーの中でも大手であり、期間工全体で見ても働きやすい環境といえます。
スバルで正社員になりたくて期間工を始めた人も、期間工として働くうちに正社員登用を目指すようになった人も、少なくないでしょう。
[char no=”3″ char=”期間工ポイント”]実際にスバル期間工をしていたときは同じ班から5名ほど正社員になった人がいました[/char]
ただ、スバルに限らず期間工は、正社員登用ありきでキャリアプランを考えてはいけません。「長く働けば必ず正社員になれる」「努力は必ず報われる」というわけではないので、正社員になれなかったときのことも考えておきましょう。
もちろん、期間工でお金を貯めながら、ほかの選択肢も考えながら正社員を目指すのはアリです。スバルで期間工から正社員を目指す難易度や、登用の条件について解説します。
なお、スバル期間工への応募や待遇の詳細はこちらから確認できます。
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スバルは毎年100名ほどを正社員登用
スバルは2023年5月までに、合計2,045名の期間工を正社員に登用しています。
登用人数は年度により異なりますが、平均すると1年に100名ほど、多い年では200名以上が採用されることもあります。
[char no=”1″ char=”期間工通常”]以前は正社員登用試験は年2回でしたが、今では年4回も行われています[/char]
また、期間工はあくまでも貯金目当ての人が多く、正社員登用を目指している人は少ないです。期間工の正社員登用は狭き門ですが、ライバルはそう多くありません。
年齢制限はあるのか
スバル期間工の正社員登用は、一般的には「40歳まで」とされています。
ただ、40歳を越えていても正社員登用される人は、少数ですがいます。
もちろん、年齢が高くなるほど正社員登用も、ほかの正社員の仕事探しも難しくなります。正社員登用を狙いながらも、ダメだったときの準備もしておきましょう。
期間工を1年以上続けていること
スバルで正社員登用を目指すなら、まずは期間工として1年以上働かなくてはなりません。
1年以上期間工を続けると、年に4回ある登用試験を受けられるようになります。
スバル期間工の契約期間は4ヵ月なので、最低でも3回は契約を更新しなければなりません。
更新してもらうためにも、正社員になれる確率を上げるためにも、普段から真面目に働きましょう。
上司から推薦をもらうこと
スバルに限らずたいていのメーカーで、正社員になるには上司の推薦をもらわなければなりません。
ただ、黙って推薦されるのを待っていては、いつまで経っても正社員にはなれないでしょう。
正社員登用を目指していることを上司に伝え、そのために何をすべき、相談するのがベストです。
登用試験に受かること
期間工を1年以上続け、上司から推薦がもらえると、正社員登用試験を受けられます。
登用試験には面接と筆記試験があり、この両方をクリアするとまずは「準社員」になれます。
準社員になった後も真面目に働き、「正社員にしても大丈夫だな」と判断されることで、ようやく正社員になれるのです。
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スバル期間工の正社員登用に受かるには?
スバルでは毎年100名ほどの期間工が正社員になっています。
数だけ聞くと「登用人数も多いし、割と簡単になれそうだな」と感じるかもしれませんが、期間工の正社員登用は狭き門です。
試験対策はもちろん、上司から推薦をもらうために、普段の勤務態度にも気を付けなければなりません。
スバルで期間工から正社員になるにはどうすればいいのか、試験対策や日々の勤務でできることを紹介します。
普段から心がけるべきこと
スバルで期間工から正社員になるには、上司から推薦をもらわなければなりません。そのためには、普段の勤務態度が重要です。次のようなことを意識しながら働き、上司からの評価を高めましょう。
【正社員を目指すスバル期間工が、普段から心がけるべきこと】
・遅刻や早退、欠勤をしないようにする
・上司や正社員登用された先輩に登用試験を受けたいことを伝え、相談する
・職場では元気の良い返事や挨拶、真面目な勤務態度を心がける
・飲み会や社内イベントに積極的に参加する
遅刻や早退、欠勤がないのは、どのメーカーも重視していることです。よほどの体調不良や身内の不幸などの仕方ない場合も、早めに連絡や相談をし、周囲が困らないようにしましょう。
上司から推薦をもらうためには、自分が正社員を目指していることを知ってもらわなければなりません。上司や先輩、同僚と積極的にコミュニケーションを取り、応援してくれる人を増やしましょう。
登用に向けたアドバイスをもらい、それを実践すれば、できることも少しずつ増えていきます。
飲み会に参加して、たくさんの社員に顔を覚えてもらうことも大切です。また、スバルではボランティア活動をはじめとする社内イベントがよく開かれています。
これらの活動にもなるべく多く参加することは、「スバルの正社員として恥ずかしくない人材」と認知してもらうために必要なことです。
面接で聞かれること
正社員の登用試験では、期間工になるときにしたものとは別に、面接が行われます。面接では次のようなことを聞かれるので、回答の準備と受け答えの練習はしっかりしておきましょう。
【面接でよく聞かれること】
・正社員になりたい理由
・正社員になった後のビジョン
・普段の仕事内容や心がけていること
・長所や短所
・個人的な将来のビジョン
回答内容や上司や先輩に確認してもらい、受け答えの練習をさせてもらえるよう、お願いするといいでしょう。
▼スバル期間工の面接対策は以下の記事をチェック!▼
スバル期間工の面接に受かるには?質問内容と答え方、合格のコツを解説
筆記試験の内容と対策
スバルに限らず、期間工の正社員登用試験では、「SPIテスト」という筆記試験が出されます。内容は中学校レベルの「国語」と「数学」ですが、何も対策していないと難しいです。
SPIテストの問題集はインターネットや書店で買えるので、上司や先輩に相談し、おすすめのものを教えてもらいましょう。
スバルで期間工から正社員になるメリット
期間工から正社員になれば、「契約期間」の縛りがなくなります。最長期間(2年11ヵ月)を迎えて辞めなければならないことも、会社の都合で契約更新ができないことも、正社員にはありません。
何より、正社員には昇進や昇給があります。
もちろん、福利厚生もより充実します。月収や安心感は、期間工だった頃の比ではないでしょう。
スバルで期間工から正社員になるデメリット
期間工から正社員になるのは、良いことばかりではありません。
これはスバルに限ったことではありませんが、期間工から正社員になると、一時的に給与が低くなります。
満了金がなくなり、控除の額や項目も増えるからです。
ただ、これはあくまでも一時的な話です。
長く働けば昇給や昇進で給与は少しずつ上がっていき、そう遠くないうちに期間工時代を超えるでしょう。何より契約期間の縛りがないため、長く安定した収入源が手に入ります。
一時的に給与が下がるといっても、高待遇な期間工のうちに貯金しておけば、何の問題もありません。
期間工は、正社員登用にすべてを賭けてはいけない
スバルに限らずどんなメーカーでも、期間工は正社員登用にすべてを賭けてはいけません。
「ブリジストン」のようなごく一部のメーカーを除き、期間工の正社員登用は狭き門です。
登用率は一般的に10~20%といわれていますし、登用試験を受けるだけでも、最低1年はかかります。
特別なスキルや経験があるなら別ですが、年齢が高くなるほど、転職は難しくなります。期間工はあくまでも短期間で貯金をつくるための仕事であり、正社員登用は「ついでに」目指すべきです。
正社員登用を目指しながら、ダメだったときの選択肢も考えておきましょう。登用を目指して真面目に働き、努力した経験は、確実に社会で役に立ちます。
期間工をしながらやりたい仕事やできそうな仕事を探しておきましょう。転職支援サービスや転職エージェントに登録すれば、仕事探しや転職活動のアドバイスをしてくれます。おすすめは「リクルートエージェント」で、利用者の希望や状況に合った適格なアドバイスがもらえます。
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